今年も残り1週間となりました。
スチームクリーナーは、思うように働いてくれたでしょうか。
魔法の道具ではありませんから、苦手もあります。
しかし、苦手部分を省いても便利な道具であるという評価が下がる事はあ
りません。

前に、タンクの洗浄について書きました。
取扱説明書に従ってメンテナンスすることは大事です。
でも面倒です。
面倒な理由のひとつが、スチームホースと電源コードが本体に付いたまま
という事にあります。(電源コードは巻取り式ではありません。)

もし、掃除機のホースが外れず、電源コードが巻取り式でなかったら使い
勝手はどうか想像すれば見当がつくとおもいます。

使い勝手の点でもいちばん優れているのが、最上位機種のSC4.100Cですが
メンテナンスは必要です。

メンテナンスの手間を省くには、蒸留水を使う必要があります。

大量の蒸留水を作るには蒸留水器を使うのが最も簡単な方法です。
この蒸留水器は水に関心がある方には古くから知られていました。
最近は放射能による汚染水問題で新たな注目を集めています。

汚染水の問題に効果が期待出来る浄水器は他にもありますが、スチームク
リーナーに利用出来るのは蒸留水器ということで紹介しました。

この蒸留水器が優れていると思う点は、一般の浄水器が水道水レベルの水
を浄化することを目的としているのに対し、泥水のようにろ過が困難なレ
ベルの水でも飲用できる水に作り変えることが出来る点です。

電気が無くては使えませんが、災害時に電気の復旧は比較的早いこと、発
電機などの手段もあることから非常時にも役立つと思う点です。

こういう製品があるという事は知っておいて良いとおもいます。

※ 一般に浄水器と総称で呼ばれる事が多いのですが、浄水器、活水器、
  整水器など機能で呼称が分類されています。