一押しはSC4.100Cです。
低予算の場合はSC 3.000です。
理由は、
1.
SC4.100Cの場合、家庭用では唯一スチームホースを本体から外すことが出来ます。
長く使う為にはメンテナンスが不可欠になります。
SC1040の場合、取扱説明書には使用50回でボイラーの湯垢を洗浄剤を使って取り除くように書いてあります。蒸留水を使用した場合には必要ありません。
8時間経過後にタンクの水を捨てます。その後静水で3回以上すすぎます。面倒だけど簡単だと思うでしょう。
ところが、電源コードもスチームホースも本体に着いたままで外れないのです。
私は、この状態で風呂場か台所まで持っていきタンクの水を出しています。バケツなどに排出させた方が楽かも知れませんが、洗浄用の水を入れるときに水回りの近くの方が便利だからです。
2.
途中給水が出来ます。徹底的に掃除をするタイプの方は作業性に大きく影響します。
長時間の作業はしないという方も、使い方が明確でこの機種は必要ないという方以外は、予算的に可能ならばじっくりと検討することをおすすめします。
3.
ヒートアップタイムが短くなった。
モップ型を絶賛している方はこの点を酷評しています。6分から4分へと大幅に改善されました。
4.
収納性の点で他機種より優れている。
スチームホースが本体から外せるだけでも収納はかなり楽になります。また、ケルヒャーの場合、上位機種程収納のアイデアが優れていると感じます。
次に、低予算の場合はSC 3.000を選択するのがベストです。
実勢価格を見ると、SC 1040との価格差は僅かです。
ヒートアップタイム短縮以外にも改良点があると思います。
通常の購入ではSC 1040を選択する理由はありません。
低予算とは言っても2万円位は予算に組んで下さい。
絶対に本体と同時に買っておくべきパーツ等があります。
ボイラー洗浄剤はメンテナンスに絶対必要です。
私は、他にノズルセットとブラシ3個組を購入しました。
購入前のレビューで、フロアノズルにはタオル手ぬぐいを使用している方が多かったので、専用のクロスは購入しませんでした。
しかし、買わないで失敗したと思っています。
タオル手ぬぐいなどの場合、余った部分の処理が案外面倒でした。
SC 1040は、標準装備品の中にフロアブラシ用クロスが1枚とハンドブラシ用のカバー(袋状)が1つ含まれています。
フロアブラシ用クロスはサイズを合わせて他の素材で作ることも簡単だと思います。しかし、ハンドブラシ用のカバーは袋状ですから、私には作れません。
汚れ落としに効果的な布がありますから、利用出来れば面白いと思っていました。作業性を考えるなら最初は専用品を本体と一緒に購入しておく事をすすめます。
後からだと、送料を考え、結局すぐに必要では無い物まで買う羽目になってしまいました。
前回、絶対に買ってはいけない機種のことを書きました。
これは市場価格からの判断からであって機種そのものが悪いという意味ではありません。
廃盤になった機種でも同様なものがありました。
ボイラータンクを少し大きくして15分(記憶が定かではありません)程作業時間が長くなったタイプでした。
しかし、驚くことに価格はSC 10402台分位でした。たった15分の為に投資する金額がSC 10401台分なんていう機種でした。
案の定消えていきましたね。