年末は予想通り販売ランキングでも上位にきました。
ホームセンターでもスチームクリーナーを購入した人を何人か見かけました。

スチームクリーナーの購入を考える人は、生活の向上意識が強い人と言えます。
手間さえ掛ければ、従来のやり方でも大概の目的は達成できます。
それなのに、お金を出してまで手に入れる理由は、

1.テレビショッピングの影響。
2.脱洗剤、脱殺虫剤の意識が広まってきた。
3.掃除を効率よくしたい。などが主な理由と考えられます。

ケルヒャースチームクリーナーの賢い選び方を語る前に、
スチームクリーナーの仕組みと種類を知っておきましょう。

スチーム発生の仕組みは、二通りです

ボイラー式
水タンクを密閉し、内部の水を加熱する事により圧力を高め、高温・高圧の蒸気
を発生させて噴射させます。スチームを噴射するまでにケルヒャーの場合、廉価
機種で6分位掛かります。

パネル式
熱したフライパンに水をかけた状況を想像するとイメージし易いと思います。
本体内部の鉄板を熱し、その上を水が通る事によりスチームを発生させます。
電源ONからの待ち時間が殆ど無いのが良い点ですが、一般的にはボイラー式に比
べスチーム温度が低いと言われています。スチーム温度は生命線ですからその点
がマイナス要因です。

スチームクリーナーの種類[形状による分類]

キャニスタータイプ
掃除機のような形のものです。
分類の中では一番重量があります。しかし、実際の使用では掃除機と同様、本体
は床に起きますから重さの負担はありません。返って、高い場所の掃除も楽に出
来ます。

ただ、収納の点で難があります。収納性も含めて高額機種の方が使い勝手は良い
です。理由は別項目で説明します

モップタイプ
モップ型ですから、床の掃除がメイン場合には一番使い易いと思います。
多用途に使える機種もありますが、キャニスタータイプの多様性とは質も目的も
違うことを理解しておく必要があります。

収納性は立てるだけですから、場所に困ることは少ないでしょう。
但し、ヘッド部分の熱が引かないうちに床に直接置くと、素材によっては表面の
ワックスが溶けるような事態もありますから注意が必要です。

ハンディタイプ
本体全部を直接手に持つタイプです。
収納性は形状にもよりますが比較的楽です。

注意すべき点は、作業性が良さそうに見えますが、水も含めた重量がすべて片手
に掛かってくるという事です
。私は、イタリア製のハンディタイプも持っていま
すが、手への負担は想像以上でした。高い場所の掃除には使いたくないです。